皆さんこんにちは~
今回は宣言によってどの程度の影響が有ったのかの情報を共有したいと思います(*’▽’)
タクシードライバーってどの位ダメージ食らったのかというのは、今後タクシードライバーになろうともう人の参考になると思います。
夜間のお客様の激減
私の営業している区域はいわゆる繁華街なので宣言の影響をモロに受けています。
この区域での主な営業収入源は飲み屋帰りのお客様なのですが、時短要請によって電車の動いている内に帰る人が多く、タクシーの需要が極端に低くなっています。
特にタクシーが割増料金になる10時以降は、駅周辺に空車のタクシーが集まるので需要<<<<供給となり2時間に一度しかお客様を乗せられないとい事もざらにあります。
タクシーがよく動き始めるはずの終電後もあまり動く事もなく、夜間は暇を持て余すばかりです。
タクシードライバーのお給料は歩合制なので営業収入が無いとお給料も悲しい事になります
参考程度に数カ月分の営業収入の推移乗せておきます。
10月出勤分 | 556,240 | 10月15日~11月14日 |
11月出勤分 | 50,8750 | 11月15日~12月14日 |
12月出勤分 | 467,060 | 12月15日~1月14日 |
九月から十月にかけて持ち直してきてた所を忘年会の自粛や非常事態宣言により打撃を受ける形となりました。
会社の対応等
会社によって対応が異なるので今回は一例として私の勤めている会社に留めておきます。
1、稼働台数の減車及び休業
2、20時間の隔日勤務から10時間勤務の日勤へのシフト
ではまず1についてです。
タクシーの利用者の数が激減している中でタクシーの総数が変わらなければどうしても一日の売り上げというのは全体的に下がってしまいます。
そうなれば必然的に全乗務員の収入が著しく低下します。
具体的に会社全体での一日の平均営業収入は4万5千円程なのですが、これが2万台へと大きく下がっています。
私の勤めている会社の足切り(給料に歩合が加算され始める金額)は32万なので、これでは基本給しかはいらず基本給の16万からいろいろ引いて手取り12万~13万という地獄の収入になってしまいます。
これではとてもじゃないけど生活出来ない人が多数だと思います。そこで稼働台数を大幅に減らす事で営業収入の低下を抑え、休業者には3カ月分の営収を平均した70%を支給するという施策を行いました。
続いて2の説明です。
タクシードライバーは基本的に20時間以上の拘束なのですが、現状夜間での需要が極端に少なく隔日勤務のメリットである夜間の営業収入が見込めない為一時的な措置として日勤として乗務する事が出来る様になりました。
隔日勤務は一回の出勤で二日分と扱うので、日勤の場合は単純に二倍の出勤日数となってしまいますが、お客様の見つけやすい時間で働けるため営業収入を確保しやすくなっています。
このような施策を行ってくれるという点で大手は非常に安心感があります。
非常事態宣言発令時には会長が我がグループは休業施策などは一切行わないと逆張りの姿勢を見せていたので見限るつもりでしたが、しっかりと時勢に合った対応が出来たのでよかったです。
今後のタクシードライバーの展望はどうか
現状ではかなり厳しいと言わざるをえないです。
ただどうしても仕事が見つからないといった場合には選択肢に上げても良いと思います。
普通免許取得後三年経っていれば会社で二種免許の取得の面倒を見てくれるところが多数ですし、腐っても二種免許です。タクシードライバーを辞めたとしても生きる場面はあります。
では厳しいと感じる理由をいくつかあげようと思います。
1、人流の減少
テレワークの普及によりオフィスワークという物の在り方が問われだしています。その結果として通勤のラッシュなどが緩和されていい方面に働いてるの確かだとは思います。
ですが人の流れが減れば必然的にタクシーの需要は下がります。
2、タクシードライバーの増加
定年後人気の職という事もあり少子高齢化の日本においてタクシードライバーの職業人口は増える一方です。
需要よりも供給の方が多くなると思います。
3、自動運転の普及によりタクシードライバーが不要になる未来も考えられる
まだ近い未来ではないものの、自動運転タクシーが都内23区などで試験的に導入されています。
実用段階に至るのがいつになるかは定かではありませんがそういった事も念頭に置いておく必要があると思います。
タクシードライバーに限らず技術の進歩により職を追われる人が今後増える事は避けようのない事実です。
そうならない為にも自分の仕事について今一度考える事は大事な事では無いでしょうか。
誰にでも出来る事ではなく自分だからこそできる事を模索する事がこれからの時代を生きる為に必要だと私は思います。
今回はタクシードライバーの厳しい点を上げましたが、過去にはお勧めできる点もまとめて居るのでよければそちらと見比べた上でタクシードライバーという働き方を検討してみてください(*’ω’*)
それでは今回はこの辺りで失礼します。
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