朝起きると警察から留守番電話が
昨日の疲れも有り昼過ぎまで寝てたのですが九時前頃に着信が有りました。
留守番電話を確認し折り返すと『被疑者を捕まえたので 間違いが無いか確認をお願いします』との事でさっそく警察署の方へ行き確認してきました。
段取り
応接室で事件の概要を改めて確認した後
写真を確認し、間違いない旨を伝えた事を供述調書にまとめました。
所要時間は凡そ2時間半位でした。
逮捕の経緯
どうやら自ら出頭したようです。その辺りを詳しく聞くの忘れてました・・・。
写真を撮った日付が5月22日になってたので被害届を出したその日に出頭してきたらしいです。
今後の流れ
被害額の弁済についてどうするかなどのお話を会社を含めて検討していくことになります。
犯人の扱いに関しては
逮捕→拘留→起訴or不起訴になると思います。
もしかしたら拘留請求されない可能性が有ります。
拘留請求される場合
①罪を犯したと疑う相当の理由、
②住所不定、証拠隠滅の恐れ、逃亡の恐れのいずれか(刑事訴訟法60条1項)を満たす場合
今回は事件の程度も小さいので検察官の判断で早期に不起訴と決めて拘留しない可能性も大いにあります。
素人の個人的な見解ですけど 若年 被害の程度が小さい 事件として悪質ではない点から恐らく不起訴になるのかな?とは思っています。
自首してますしね。
ただ逮捕されて約三日間は拘束される訳で、不起訴になったとしてもある程度は罰にはなるかなぁとは思います。(個人的には起訴して罰金刑まで行けばなと思ってます)
これでもし罰金刑になれば3100円払わなかっただけで前科が一つ付きましたという情けない結果になりますね。
刑事に聞いたあれこれ
①今回の初動について
110番ではなく交番に向かった事により今回のようなことになったので110番すべきだったか?
答え
交番の物が110番してるのでどちらでも
可能性の話なので、110番したから今回のように大きく成らなかったかどうかは分からない
②交番の警察官の対応について
交番の裏へ続く扉を施錠したうえで直ぐに追うべきだとは思ったとの事
ただ若い警官で、犯人が逃げた事に本人も戸惑って正しい判断が付かなかったのだろうとの事、過失は小さい
追うようにの指示も適切とは言えないが目に見えた危険性は無いので大きな問題はないが適切とは言えない
酔っ払いを起こす時も、最初に危険物を所持していないかの簡単なボディチェックをしていなかった点も気になるとのこと
③今回のように警察官の指示で犯人を追った事でケガをした場合の過失は?
見て取れる危険が無く、刃物などを所持していなければ良いが、もしケガをしなくても後から刃物などを所持していたとなると警察官に責任が問われるとのこと
④詐取 窃盗 強盗の違い
最初から乗り逃げするつもりで乗車した場合は詐取(相手をだまして利益を得る)
相手に隙を見て財産等を奪った場合は窃盗
相手に危害を加えて財産等を奪った場合は強盗
との事
例)
タクシーの無賃乗車 強盗
釣銭箱を盗む 窃盗
後は犯意のタイミングにもよるとの事らしいです
今回は強盗だけですが、ケガを負わせるとさらに重い強盗致傷として扱うので6年以上の懲役になるので、執行猶予付かずに一発実刑だそうです
⑤刑事からタクシードライバーになった人の話
帰り際にちょろっと聞いた話なのですが、どうやら警察官時代と給料がそんなに変わらないと言っていた人が居たそうです。
都内で働いているのでもしかしたら滅茶苦茶稼いでるのか もしくは警察官の給料が・・・いえ考えるのは辞めておきましょう。
まとめ
昨日の事件の被疑者が捕まったとの事で日本の警察スゲーと思ったら自首だったのでそりゃそうかとなりました。
科捜研に送った資料の解析は約二週間程掛かるので、もし前歴があって、DNA情報が有っても分かるるのはその位になるらしいですね。
もし酔っぱらって記憶の無い間に何かやっちゃって、二週間後に急に警察が逮捕状持ってきたらびっくりしますね・・・・
最後までご覧になってくださった方ありがとうございます。
お酒は飲んでも呑まれるなという事で〆たいと思います。
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